後見人の責任と役割

後見人はこんな仕事をします

 後見人は、まず第一にご本人の生活をしっかり見守り、次に生活に必要なサービスの選択・契約などを行います。
 「財産管理だけが後見人の仕事」というわけではありません。

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●ご本人の財産調査を行い、財産目録を作成して適切に管理する。

●ご本人の心身の状態、生活状況を確認し、見守る。

●医療や介護を含み、ご本人の生活に必要なサービスを選択し、契約を締結する。

●年間の収支額、資産額を確認し、短期・中期(3年~5年)の収支計画を立てる。

●年金などの収入を管理し、計画に沿って必要な支出を行なう。

法定後見の場合は家庭裁判所へ、任意後見の場合は後見監督人に、後見人としての仕事の進捗状況を報告する。

【ご注意】
 法定後見の場合、後見人が担当する仕事の範囲は、後見の種別(後見保佐補助)と、家庭裁判所から付与された権限(代理権取消権同意権)の範囲に限定されます。

 任意後見の場合、後見人が担当する仕事の範囲は、任意後見契約書および代理権目録に記載された範囲に限定されます。

 遺言の作成、養子縁組、手術・延命治療など、後見人の権限が及ばない領域があります。

後見人の仕事の具体例

1.ご本人の生活への配慮

ご本人の心身の状態、生活状況の把握

ご本人の意思確認

快適な衣食住の確保

健康管理・医療・リハビリなどの支援

災害・事故・犯罪などの発生防止

福祉、介護サービスなどについての苦情・異議申し立て

2.ご本人の身上に関する契約・解除

介護保険の申請

在宅介護サービスなどの選択・契約

老人ホームなどへの入所契約

医療機関との治療契約

3.金銭の管理

年金などの入金確認

税金、公共料金などの支払

日常生活費の支出、医療費・介護費用・施設入居費などの支払

通帳、証書、印鑑などの重要書類の管理

4.不動産・保険・株式などの管理

賃料支払、アパート賃料収入などの回収

国民健保、火災保険、医療保険などの保険料支払

保険金の請求・受領、利子配当などの受け取り

5.公的届出・税金

ご本人についての国、自治体などへの異動届出など

申告、納税、還付金回収など

6.重要財産等の管理

現金、預貯金通帳、銀行印、実印、不動産権利書、株券

有価証券、印鑑登録カード、年金証書、宝石・貴金属類

住居・家作等の鍵、クレジットカード、健康保険証

保険証券、運転免許証など

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